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2022年開発ミニ合宿

OLTAの橋山です。 この記事では、2022年12月13日にプロダクトチームメンバーで実施した開発合宿についてまとめます。

はじめに

今回の合宿は、準備に十分な時間が取れなかった橋山に代わって、プランニングから会場の確保までその大半をシニアテックリードの柴田さんが担ってくれました。ありがとうございました。

合宿の目的

3年前、OLTA初の全社合宿をやりましたが、そのとき同様に「関係の質」の向上を重視しました。 note.com

もう少し具体的に書くと「対面で一緒に仕事をしたり、議論をしたりすることで発生するコミュニケーション」を一番に考えました。

また、勤怠の調整などの運営コストを最低限にするために、平日の時間にオフィスとは違う空間で普通に仕事をすることを前提に計画しました。

当日の流れ

場所

西荻窪にある ROOFTOP というサウナ付きのコワーキングカフェにしました。

以下が利用できて、1人4,980円は結構リーズナブルではないでしょうか。

rooftopsauna.jp lifeworkcafe.jp

スケジュール

朝8時から空いており、メンバーによっては、朝早く来てサウナからスタートする人もいました。

  • 10時: 各自適当なタイミングでコワーキングカフェに集合
  • 午前: おしゃべり可能なスペースで雑談しつつ、普通に仕事
  • お昼: カフェの中で提供される簡単な食事をたべる
  • 午後: 大型の会議室で、2時間ほどディスカッション
  • 夕方: 忘年会まで各自仕事・お酒・サウナ
  • 19時: 近くのお店で忘年会(参加希望者のみ)

当日の様子

午前

朝はコーディングやドキュメンテーションなど集中してやる業務が中心でした。 ちょっとした相談などはその場でもOKで、話し込みたい場合は時間貸しのミーティングルームもありました。

なんとなく人が集まってきて仕事をしている様子

普段リモートで行われるミーティングが対面で行われていている様子

午後

合宿のメインコンテンツのディスカッションです。 事前にテーマを募集して、3つのテーマについてワークやディスカッションを行いました。

  • テーマ1: Tech Vision への理解を深めるためのワークショップ
  • テーマ2: リモートワークについてディスカッション
  • テーマ3: OLTAのスコアリングモデルについてのロードマップ共有

Tech Vision のセッションでは、ナインブロックスを使って全員の Tech Vision との重なりを探るワークをやりました。

  1. 9つのマスに、自分が大切にしているキーワードを記載する(10分)
  2. キーワードの中で、Tech Vision に関連しそうなワードにラベルをつける(5分)
  3. グループに分かれて、それぞれのキーワードや Tech Vision への質疑応答をする(20分)

キーワードを分類すると「なんとかなる」「やりきる&責任」「人を頼る」「自由&楽しむ」といった言葉を上げる人が多く、Tech Vision との重なりを探る以前に個人を理解する上で有意義な時間でした。

ナインブロックス(橋山の場合)

リモートワークについては、JamBoardに思っていることを書き連ねてそれをグルーピングする形式にしました。 以下のようなメリット・デメリットがあがりました。

ポジティブ面

  • 子育てや子供の病院への付き添いができる
  • 差し込み依頼が減った
  • ドキュメント・テキストが残る
  • 全国どこの人とでも仕事できる
  • 通勤(移動、電車、マスク)疲れしなくて済む
  • 会議室が足りないという問題がなくなる

ネガティブ面

  • 家族がいて集中できないことがある
  • 雑談や愚痴など明確なテーマがない話がしづらい
  • ランチや飲み会ができない
  • 入社直後に仲良くなるまでに時間かかる
  • 体を動かすタイミングがなくなる
  • 移動のスイッチがないので、仕事をし過ぎてしまう
  • 仕事の環境を整えるのが大変

全体としては、フルリモートが制度としてあると良いと思う意見が出た一方で、出社やオフライン合宿などの機会を設けることも重要という意見もありました。 今後会社の制度を良くするための参考になりそうです。

ディスカッションの様子

夕方

ディスカッション後は、忘年会まで仕事をして各自解散です。 アルコール飲み放題を17時からスタートし、0次会を始めている人もいました。

参加者は、19時に近くの会場に移動して忘年会をやりました。

忘年会の様子

最後に

合宿後にアンケートをとったところ、好意的な意見が多かったです。

合宿というと事前の準備や場所の手配など結構な労力をかけるイメージがありますが、今回は最低限の運営コストで実施するという目的だったので、こういったオフラインイベントを定期的にやり続けることは重要だと感じました。

また、アンケートの中には「日常の仕事からは離れて何かアウトプットを出したい」「ミーティング実施などは周りの目を気にする必要がある」といった改善の声も上がったので、今年はそういった本格的な合宿もまた検討していこうと思います。

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