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プロダクトの成長に長期的に貢献したくて受託開発企業からOLTAに転職した話

本格的に暑くなってきましたね。暑さに弱いOLTAエンジニアの武内です。

今回はエンジニアへの入社インタビュー第二弾です! 2023年11月にOLTAに入社され、INVOYのバックエンドエンジニアとして活躍されている井上さんに、入社の経緯やOLTAでのエンジニアライフについてお話を伺いました。

経歴について

武内:まずはじめに、井上さんの経歴について教えていただけますか?

井上:学生時代は宮城県の大学に進学し、真空装置で作った薄膜の上で起きる反応の研究をしてました。イメージしやすい用途としては、燃料電池の触媒などですね。

その後新卒としてエンジン部品の会社に入社して、製品の表面に薄膜をつける工程の改善係を担当していました。基本的には現場業務の改善や新規装置の導入、工程管理などを行っていましたが、工程の不良率算出などの効率化のためにPythonスクリプトを書くようになり、この頃からプログラミングに興味を持つようになりました。

武内:その後エンジニアとしてのキャリアに進むことになるわけですね。

井上:はい。エンジニアとして初めての転職先は自社プロダクトも持っていたのですが、主に受託開発を行っている会社でした。

武内:なるほど。井上さんはどのようなプロジェクトに携わっていたんですか?

井上:携わった中で大きめのプロジェクトとしては、新型コロナワクチンの接種予約システムの開発があげられます。 このプロダクトは自治体の方々向けのものだったのですが、ユーザーとなる方々の利便性を考えて、使いやすいものになるようにアイデアを出しながら開発が進められたことにやりがいを感じました。

武内:ユーザーの利便性を考えながら開発を進めるというのはエンジニアとしてとても重要なことですね。

転職の経緯

武内:転職を考えたきっかけは何だったんですか?

井上:さきほどのコロナワクチンの接種予約システムでは自分のアイデアを形にすることができていたのですが、私が携わっていたプロジェクトの多くはいわゆる受託開発で作り切りのものが多かったんです。

なので、開発の中で「こんな改善ができるんじゃないか」と考えることはあっても、成果物をクライアントにお渡ししてしまえばもうそのプロダクトに関わることができませんでした。

一つのプロダクトに長期で関わりたいと思い始めたのと同じ頃に経営体制の大幅な変更があり、「これも一つのきっかけかな」と感じ、転職活動を始めました。

OLTAを選んだ理由

武内:転職活動中の軸としてはどんなものを持っていましたか?

井上:一番大事にしていたのは、先ほど話したように一つのプロダクトに長期で関われる環境があるかどうかでした。

その他にも、決められた仕様に基づいてひたすら作業を進めるよりは、開発者のアイデアも取り入れながらプロダクトを継続的に改善していける環境があるかどうかも重視していました。

武内:そのような環境を探すための見極めのポイントとしてどんなところを見ていましたか?

井上:私の場合はPdMと開発者の距離の近さを見ていました。PdMとの距離が近ければ開発者が提案したアイデアも取り入れやすいと考えていましたし、「このタスクをなぜやるのか」というのも都度確認しながら納得感を持って取り組めると考えていました。

武内:OLTAはその点でどうでしたか?

井上:そうですね、最終的にはどちらの軸にも合っているなと強く感じました。

実は選考中に、「面接の中だと分からないような会社の雰囲気や一緒に働くことになる人たちのことを知りたい」と採用担当の方に相談をさせていただいたところ、体験入社という形でINVOYチームの業務に参加させていただくことができました。

当日まで不安と緊張でいっぱいでしたが、OLTAの開発者の方々がみんな明るくて、喋ってくれる人が多かったのが印象的でした。あと、仕事の進め方についてもベンチャー感があるなと感じました。

武内:ベンチャー感というと具体的にどのようなところでしょうか?

井上:体験入社の際に実際の会議に出席させていただいたのですが、その際にものごとが決まっていくスピードが速いと感じたところですね。また、会議以外の時間にもPdMの方と開発者が仕様についてコミュニケーションを取っている姿を見て、同様にベンチャーならではの柔軟さを感じました。

武内:確かに私が所属している法人カードの開発チームでも、PdMと積極的にコミュニケーションを取りながら開発を進めているので、その点はOLTA全体に共通した文化と言えるかもしれませんね。

入社後の感想

武内:体験入社を経て実際にOLTAにジョインされてから感じたことはありますか?

井上:主に2つありまして、「開発環境が充実している」という点と「失敗した時に仕組みで解決するマインドがある」という点です。

武内:では、まず「開発環境が充実している」という点について教えていただけますか?

井上:例えばデプロイに関してはJenkinsによって自動化されているので、デプロイの工数がかなり削減されています。また、自動テストにAutifyを導入しているのも大きなポイントですね。 ベンチャーだとこのあたりの自動化の整備が進んでいないことも多い印象だったのですが、OLTAではしっかりと整備されていて、開発者が本来やるべき開発に集中できる環境が整っているなと感じています。

武内:なるほど。次に「失敗した時に仕組みで解決するマインドがある」という点について教えていただけますか?

井上:例えばインシデントが発生した時に、開発を担当した人を責めるということはなく、そのインシデントの原因究明や不具合修正を最優先事項としてチーム全員で役割を分担して協力する姿勢があります。

また、スプリント毎にKPTによる振り返りを行っているので、チーム内の課題について定期的に仕組みで改善を進めることができていると感じています。

今後の目標について

武内:最後に、井上さんの今後の目標について教えていただけますか?

井上:現在開発に携わっているINVOYは、累計取扱高100億円を突破するなど着実に成長を続けていますが、さらに多くのSMB(中小企業・小規模事業者)の方々の力になれるようなプロダクトにしていきたいと考えています。

そのためにも、チーム一丸となって、ユーザーにとって本当に価値のあるプロダクトを提供できるような開発を進めていきたいです。


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